ゴリラと学ぶ「つるかめ算」
ポイント
- 「あたまの数とあしの数から、ツルとカメが何匹いるか考える」ウホ。
- かごのなかにはいっているそれぞれの動物のかずを、あたまとあしの数からきめるウホ。
ゴリラ問題
まずはつるかめ算をふつうにやってみるウホ。そのあと、ゴリラを使ったおなじような計算「ゴリゴリ算」をていあんしてみるウホ。
もんだい(ツルとカメのばあい)
かご🧺のなかにツル🐥とカメ🐢がはいっているウホ。 ツルは二足、カメは四足だとしておくウホ。
わかっていることは、以下の通りウホ。
- あたまの数😄が10
- あしの数👟が26
このとき、ツルとカメはそれぞれ何匹ウホ?
😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄
👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟
こたえ(ツルとカメのばあい)
つるかめ算のときかたは、連立方程式を使わないばあい、以下のとおりになるウホ。
① あし👟÷2 - あたま😄 = カメ🐢
② あたま😄 - カメ🐢 = ツル🐥
このとき方について考えるウホ。
…
① 「あし👟÷2 - あたま😄 = カメ🐢」について
まずみんなカメのばあいを考えるウホ。
そのばあい、あしの数はカメの数の4ばいになるウホ。
ぜんぶカメなら…
あし👟 = 4×カメ🐢
つぎに、ツルがふくまれる場合をかんがえるウホ。
ツルは二本足だから、ツルの足の数はツルの数の2倍になるウホ。
あしの数からツルの数をひいたのがカメの数になるウホ。
ツルがいるとき
あし👟 - 2×ツル🐥 = 4×カメ🐢
そして、ツルの数はツルとカメを足した合計(つまり、ぜんぶのあたまの数)から、カメの数をひいたのと同じになるウホ。
あし👟 - 2×(あたま😄-カメ🐢) = 4×カメ🐢
これをせいりすると、
あし👟 - 2×あたま😄 = 2×カメ🐢
となり、けっきょく、
あし👟÷2 - あたま😄 = カメ🐢
となるウホ。
……
② 「あたま😄 - カメ🐢 = ツル🐥」について
これは、あたまが「カメとツルの合計」になるから、
そこからカメの数を引けばツルの数になるウホ。
……
これで解くと、ツルが7、カメが3になるウホ。
🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥 🐢🐢🐢
べつの解き方として、連立方程式であらわすと下のようになるウホ。
$x$ = ツルの数、$y$ = カメの数とすると、
あたまの数は一匹に一つずつだから、
$x + y = 10$
足の数は、ツルが二つ、カメが四つだから、
$2x + 4y = 26$
これを連立して、
$$ x + y = 10 $$ $$ 2x + 4y = 26 $$
これを解いて、
x = 7, y = 3
ツルは7ひき、カメは3ひきになるウホ。
🐥🐥🐥🐥🐥🐥🐥 🐢🐢🐢
こたえ: ツルは7ひき、カメは3ひき
連立方程式をつかわない方法はめんどうだから、つぎのゴリゴリ算については連立方程式をつかって考えるウホ。
もんだい(ゴリゴリ算のばあい)
かご🧺のなかにゴリラ🦍がかくれているウホ。
ゴリラのうち、何匹かは「ししまい」のように「ゴリケンタウルス」になっているウホ🐎。
ゴリケンタウルスはゴリラ2人でつくられているウホ。
また、このときには、うしろあし役のゴリラはあたまが見えないウホ。
わかっていることは、以下の通りウホ。
- あたまの数😄が12
- あしの数👟が34
このかごのなかには、ゴリラが何人隠れているウホ?
😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄 👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟👟
こたえ(ゴリゴリ算のばあい)
つるかめ算のときとまったく同じようにかんがえるウホ。
$x$ = ゴリラの数、$y$ = ゴリケンタウルスの数とすると、
あたまの数があわせて12個だから、
$x + y = 12$
足の数は、ゴリラが二つ、ゴリケンタウルスが四つだから、
$2x + 4y = 34$
これを連立して、
$$ x + y = 12 $$ $$ 2x + 4y = 34 $$
これを解いて、
x = 7, y = 5
ゴリラ🦍は7人、ゴリケンタウルス🐎は5人になるウホ。
🦍🦍🦍🦍🦍🦍🦍🐎🐎🐎🐎🐎
これでおしまいとしたいところだウホ。
・・・でも、だますようでもうしわけないけど、「ゴリケンタウルスはゴリラ2人でつくられている」といっていたウホ。
だから、ゴリラの数🦍としては、ゴリケンタウルス🐎のぶんは二倍して、
17人となるウホ。
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もし、ゴリケンタウルスがかごに入っているようなばめんがあったら、このけいさんを思い出してほしいウホ。
こたえ: 17人(ゴリケンタウルスはゴリラふたりぶんとする)